■ かわいそうな彼女のためにの世界観の一部








難しいことはこんな感じです。
付け加えると自然型の力の強い子供は存在自体がすごいエネルギー源でもあるのと、
研究者にとって希少で喉から手が出るほど研究したい対象なので誘拐とか不法なお誘いとか色々あって、
十分気をつけるよう保護者は注意されていて過保護になりがちです。
でも彼らの時代ではまだそれほど知れ渡ってはいなくて、日本は治安もいいのでギッチギチではないのです。
海外とかでは裏でやばいことなってるけど公にはされてないです。

またそういう健康被害などがあるのでこの世界では二十代三十代あたりの突然死が非常に多いです。
でも因果関係がなかなか解明されないので、この数年におそらくそういう能力を持っていた人なんだろう、と推測が出てる感じでーす。
治療しなきゃ早死するけど治療にはお金も時間も支える家族も必要なので、桐谷はとても恵まれた例です。
父親の協力がなければもっと治療や検査に時間かかって大変でした。
あと基本的にその状態になると多くの場合仮死状態に近いような強制的な眠りに落ちる症状があります。
なので桐谷父は目を覚ますために薬を飲んでいて、薬が切れている一日のほとんどは寝ていました。
桐谷は睡眠時間が長くて昼寝もするし授業中に寝ることもあるんですけどそれは治療の後遺症です。
あと能力のタイプは基本父親からの遺伝で決まりますから、和泉とタッくんは父方の親戚なので同じタイプです。
双子も同じ。その他型のみ突然変異かなって思います。



おまけの桐谷家情報